『平素よりお世話になっております。
antique-appです。』
こんな書き出しのメールを1日に10件くらい送ってるような気がします。
さて、私がプログラミングを本格的に始めたのは1年とちょっと前からです。
日常業務がありえないほどルーティーンワークだらけな部署に異動したことがきっかけで、VBA(Excelマクロ)を勉強しだし、そこからPythonを少しだけ勉強し、swiftを勉強してアプリをリリースするに至りました。
そこで改めて思ったのが、標題の「ミスが多い人こそプログラミングをやるべきだ」ということでした。
なぜそう思ったか
御察しの通り私もミスが多い側の人間です。
2つ以上のことを同時進行させるのが苦手なタイプで、一生懸命仕事をしているときに他のことを頼まれたりすると、態度には出しませんがわりとパニックになります。何らかの疾患を疑ったこともありますし、実際軽くそうかもしれません。
しかし、簡単なプログラミングにより業務を自動化し、時間的・体力的に余裕を持って仕事ができるようになったことで、ミスをやらかすことやパニックになることはずいぶん減ったように思います。
ホワイトカラー業務を自動化することによるメリット
正確である
基本的に、プログラムは自分が命令したことしか行いません。
なので、定型的な業務であれば、事前に正しい処理をプログラミングしておくことで、毎回ミスなく業務を完遂させることができます。
いったん正確なプログラムを組むことさえできれば、ミスとは無縁の生活を送ることができます。(ただし、この「正確なプログラムを組む」ことこそが難しいし、時間もかかるのですが。笑)
自分の時間が取れるようになる
前述のとおり、業務を自動化することで、時間的・体力的に余裕が生まれます。
時間的・体力的に余裕があれば、後回しにしていた仕事にとりかかることもできますし、新規プロジェクトの立案にチャレンジすることだってできます。
さらには、空いた時間で別の業務の自動化を進めることで、さらなる余裕が生まれてくるという良いサイクルを構築することもできます。
周りに評価されるようになる
想像以上に、世間一般の人はプログラミングに関心がないし、ましてや自分でやってみようなどとは思っていません。(私の会社のレベルが低いだけとは思いたくないですが。笑)
もしあなたの上司・同僚がまともであれば、プログラミングによる業務の自動化を行ったという報告は、必ずプラスに働くはずです。
やはり大人になっても他人に褒められる、認められるということは嬉しいもので、私がプログラミングを続けられたモチベーションの源泉はこのことにあると言っても過言ではないです。
おわりに
「プログラミングによる業務の自動化と言っても、何をすれば良いのかわからない」という方は、まずはExcelの「マクロの記録」機能からでも良いので使ってみて、プログラミングの威力を体感してみてください。
きっと今までとは違う世界が見えてくると思います。
VBAでできることに限界を感じてきた方は、Pythonを学んでみるのもいいかもしれません。
↓以前におすすめの入門書を紹介いたしました。
プログラミングをうまく扱えば、私が冒頭で書いた代わり映えしないメール(例えば、取引先へのお礼メール)もすべて自動で作成することが可能です。
自動化できる業務は全部自動化して、ミスを減らして楽をしたいというのが全ホワイトカラーの本音だと思います。
そのためには是非、プログラミングをやってみることをおすすめします。
バリバリ文系だった私でもできたので、敷居は決して高くないと思います。
それでは。